小さな会社の大きな夢
私は以前、不動産系の事業を総合的に展開している企業に長く勤めていて、西日本エリアを飛び回る生活を送ってました。企業規模も大きくなり最終的に上場まで行ったので、ある程度やり遂げた感もありました。そこでこれまでの経験を異業種で活かしてみたいと考えてるようになり、転職活動を開始。様々な業種の面接を受ける中で、大手企業の内定もあったのですが、一番印象に残ったのが中野機工でした。社長が「こんな街を作りたいんだ!」とビジョンを表した風景画を指差して、明るく軽やかに語る姿に惹かれちゃいました。以前の会社とは比べたら、足りないものだらけですが、逆に可能性と夢は大きいので、この人と一緒にチャレンジすることに決めました。

三次元のハブ
未経験での入社でしたが、今の私の業務をわかりやすく例えると、運送会社で言うところの配車係のようなものです。荷物が入ったら、ドライバーとトラックの組み合わせをパズルのように当てはめていくのが配車係で重量屋も似ています。ご依頼が入るとその重量物を、誰が、いつ、いくらで、どのような機材で実行するかの最適な組み合わせを決める必要があります。まさにヒト・モノ・カネを繋ぐ情報のハブと言える重要な仕事です。しかも重量屋の場合はクレーンで屋上に吊り上げたりと、平面図ではわからない三次元の仕事なので、まるで立体パズルみたいに頭を使います。だからこそ繁忙期には頭の痛い仕事ですが、全てがカチッとハマった時には、これほどやりがいのある仕事はありません。

プライベート

愛犬と過ごす時間
昔から動物が好きで、妻も同じで、今では犬を5匹を
飼ってます。そのため休みの日は、近くの公園にみんなと出かけたり、遠出してドックランに連れて行ったりしてます。
気分上々、多分上場?
今後はこれまでの経験を最大限に活かして、まだまだアナログなこの業界を変えていきたいです。
前職ではあらゆるものがルール化・システム化されていて、それが成長を加速していました。ただ、規模も大きかったので、顔も名前も知らない人がたくさんいて、派閥などの目に見えないしがらみもありましたが、今の中野機工はまだ小さな組織なので、自由で風通しがよく、気持ちの良い人ばかり。その分、大手に比べて仕組み化されていないことがかなり多い。だからこそ古い体質の重量屋業界で一歩抜け出すチャンスは十分にある。
今はまだ東海エリアの仕事が多いですが、ゆくゆくは全国に拠点を増やして、気分の良い社風を残しながら、上場までみんなで駆け抜けてみたいですね。
